大英図書館が第二の家と化しつつあるなおこんぶです、こんにちは。
今回は大英図書館の魅力と、合法的に図書館に入り浸れるリーディングカードの作り方についてご紹介します。

大英図書館の魅力! PC電源にフリーWiFi、ここに住める!!
日本でいう国会図書館的立ち位置の大英図書館には誰でも入館することができます。
常設の展示や、期間限定エキシビジョンをやっているので、観光客もフラっと立ち寄って楽しむことができます。シェイクスピアの直筆と言われる手紙や、ヘンデルの直筆譜、そしてマグナカルタまで、大英帝国の栄光をこれでもかというほど見せつけられます。
で、ここからが本題。
大英図書館にはリーディングルームがあり、リーディングカードを持っているとその中に入って勉強したり仕事したりすることができるのです。館内はもちろんフリーWifiです。
しかもすべての机にはライトとコンセントがついているのでPCを持って行って仕事ができる!!!勿論無料です。
だいたい9:30から20:00くらいまで開いているので、1日中仕事や勉強ができます。タダで。
ということでロンドンに住んでいるワーホリの皆さんは特に、すぐにでも大英図書館のリーディングカードを作ることをお勧めします。
大英図書館リーディングカードの作り方
おおよその手順は、
Web申請
↓
図書館に行って手続き
↓
その場でカード発行
という流れです。
順を追ってみていきましょう。
まず申請にあたって必要なのは、
- イギリスの住所(とそれを証明できるもの)
- パスポートもしくはBRPカード
- メールアドレス
です。なんだか見覚えがあるラインナップ、そう銀行開設と同じです(笑)
あらゆる手続きの際に身元証明として使える免許証は便利ですし1週間強で作れるのでぜひこの機会に書き換えることをおすすめします。
Web申請
大英博物館の公式サイトへアクセスし、右上のメニューの右端にある「Join」→「become a reader」の順にクリック、次に本文1パラグラフ目の文中にある「register online」をクリックすると登録ページに飛べます。
自分の名前とメールアドレスを入力後、たしか住所などを入力してオンライン登録は完了です。
登録が完了すると、Registration confirmation(登録完了のメール)が送られてきます。
そこには7桁のリーダーパスナンバーが記載されていますので、そのメールを持って後日、図書館へと行きましょう。
大英図書館のReader Registrationで申請を完了させる
大英図書館の2F(イギリス流に言うと1F)にReader Registrationという部屋があります。
図書館入って正面の階段を上って右に曲がり、そのまま突き当たりを右に曲がったところです。
案内が書いてありますので行けば分かります。分からなければ受付で聞きましょう。
Hi, could you tell me where the Reader Registration is ?
(あのー、リーダーレジストレーションの場所を教えていただけませんか?)
リーダーレジストレーションに行くと受付の人がいますので、そこでリーダーカードを作りたくて来た旨を伝えます。
Hi, I’d like to get a reader pass and I’ve already set up online account.
(あのー、リーダーパスを作りたいんです、オンライン申請は済ませてます。)
係の人に証明書は一式揃っているかを聞かれますので、下記のものを見せましょう。
- パスポート
- BRPカード
- イギリスの免許証、もしくは銀行や電気水道代の請求の手紙
※住所証明として受け付けているのは、こちらに記載のいずれかです。それ以外はリジェクトされます。以下、多分普通の日本人が頑張ったら用意できるかもしれないものを私がセレクトして訳したもの↓
- 光熱費請求書(ガス、電気、電話、インターネット、水道)(3か月以内)
- 銀行か不動産の請求書 (3か月以内)
- クレジットカードの請求書 (3か月以内)
- 税金の請求書(3か月以内)
- TVライセンス(3か月以内)
- 大学が発行する住所証明(大学のマークとサイン必須)
- イギリス発行のパスポート
- イギリス発行の免許証
ね、手に入れられるのは免許証くらいでしょ?だから免許証書き換えましょうね!!
係の人が書類一式を確認してOKがでたら、部屋の左側にあるPCで申請を完了させます。
ここでオンライン申請の時に得た7桁のリーダーパスナンバーを入力、あとは名前とか住所とかを入力します。アプライが完了すると4桁の整理番号が与えられますので、写メるなりして覚えましょう。

そして、その場で整理番号が呼ばれるまで待ちます。私の時は混んでいなかったので、3秒後に呼ばれました(整理番号の意味…笑)
整理番号が呼ばれたら、窓口へ行って持ってきたパスポートや免許証を見せましょう。
係の人が何やらPCに打ち込んでくれます。そして最後にその場で顔写真を撮られます。ここで取られた顔写真はそのままリーダーパスのカードに印字されます。
ここで注意、机の上にあるカメラで撮られるので、下から撮ったすんごいブサイクな顔がでかでかとリーダーパースにのることに(笑)
諦めてそのまま撮られるか、うまいこと顔の角度を調整していい感じに写りましょうね。
さて、これでリーダーパスがその場で発行されて完了!!!
晴れてリーディングルームに行けるようになりました!!!
大英図書館にはカフェもあって、比較的良心的な値段なので、リーディングルームでがっつり勉強&仕事をして、疲れたらカフェで一服、そしてまたリーディングルームへ、と1日の大半を館内でリーズナブルに過ごすことができます。
たくさん椅子もあるため、私はランチを家から持って行ってフリースペースで食していますので、ほぼほぼ0円なのです。
ということで、大英図書館に入り浸れるためのリーディングパスの作り方でした~。

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