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ロンドン 家探しで使う英語はコレだ!

London

ロンドンの家探しは大変です。
ロンドン中心地に近づくほど家賃は上がり、ロンドンの郊外になるほど家賃は下がりますがその分中心地に行くまでの交通費がかさむ、ということでどちらをとるか、まさに究極の2択を迫られることになります。

今回はロンドンに来て2か月で2回の引っ越しを経験した経験のある私が、家が決まるまでの流れと、その時に使える英語をご紹介します。

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そもそもなんで1か月に1回の割合で引っ越ししてんの?

はい、そうなんです。
最初のおうち、すごくいい家で半年くらい居座るつもりだったんですけど、

ある晩、夕飯を作っていたらフラットメイトが急に、
「イギリスが嫌すぎてBrexit前にスペインに引っ越すことにしたわ。だから、なおこんぶも一緒のタイミングで引っ越してくれる?ごめんね!」

と言い出しまして、もろにBrexitの影響を受けた私は家を探すはめになったのでした。

基本! 家探しで覚えておきたい英単語

家探しの前に、基本となる英単語を覚えておきましょう。

  • room 部屋
  • viewing 内覧
  • rent 借りる
  • tenant 家を借りる人のこと。つまり多くの場合、私たちのこと
  • landlord 大家さん
  • flat mate 家をシェアするお友達
  • pcm カレンダーでみる月ごと(per calender month)
  • including all bills 光熱費全部込み
  • deposit デポジット(あとで返ってくるけど、財力証明のために最初に渡すお金)
  • washing machine 洗濯機
  • microwave 電子レンジ
  • share place 共有部分
  • house rule 家の約束事

家探しに使うサイトはSpareRoomだけ!

私が家探しに使ったのはSpareRoomというアプリでした。
日本人ですとMixBで探す人も多いようですが、いかんせん値段が高い。
日本語で家探しができるのは楽ではありますが、せっかくイギリスに来たのだから英語を使わんと飛行機代の元がとれないでしょ!と持ち前のドケチ精神を発揮して、私はMixBは使いませんでした。(というか、当時は丁度良い物件がなかった)

現地の人がよく使っているのがSpareRoomです。
空き部屋がある大家やルームメイトが、テナント(借りる人)を募集していたり、
自分のプロフィールと希望物件を公開して、家を持っている側から声をかけてもらうこともできます。

登録は簡単、メールアドレスと電話くらいだったと思います。
SpareRoomの便利なところは、フィルターをかけまくれること。
「この地区に住みたい」「ルームメイトは最大5人まで」「大家さんとは別居」「ペット可がいい」 などなど大抵のわがままはみんなフィルターにかけて、家を絞りこむことができます。

ちなみに私が家探しで条件を付けたのはこれです。

  • Monthly budget £0 to £500, All bills included 家賃月£500以内、光熱費全部混み
  • Availability move in on 今日の日にち すぐ入居可という意味です
  • Sharing not with landlord 大家と同居しない
  • Suitable for females 女性に適してる
  • Minimum stay 3 months 最短3か月居住

あとは、写真を見てお部屋の雰囲気で判断します。(直感は意外と大事です)
気に入った物件があったら、速攻メッセージを送ります。
(メッセージはSpareRoomのアプリ内でやり取りができます)

しかしここはイギリス、メッセージを送っても返信がないこともしばしば。
返信率を上げるためには、「簡潔に」「短く」することがベストです。
(10回くらいメッセージ送って実験して得た、私の感覚ですが)

Viewing(内覧)まで辿り着ける率を上げる!メッセージの送り方

私の経験では、こんな感じのメッセージだと返信率高いです。

Hi, I'm 名前. (こんにちは、私は名前です。)
I'm interested in your lovely house. (あなたの素敵な家が気に入りました。)
Could you set up an appointment for viewing?(内覧の予約を受け付けていただくことはできますか。)

My bio; (以下、私のプロフィールです、)
30 years old woman, working as a Japanese editor and writer.(30歳の女性、日本のエディターです。)
and looking for a room in 地域の名前.(地域の名前の部屋を探しています。)

Thank you.(ありがとう)
自分の名前 自分の携帯電話の番号

最初の3行が一番重要な情報で、内覧させてくれよということを伝えるためのものです。
その次のブロックが、自分のプロフィールなわけですが、
人によっては最初の三行だけを見て「内覧来なよ」と言ってきます。

人間ってほんとうに文章を読まないので、一番言いたいことは最初に言って、
余力があったら私のプロフィールも読んでおくれよ、くらいの気持ちで書きましょう。

また、プロフィールも長すぎると読む気が失せますので、この程度が最大値だと考えてください。
一度イギリス人に「I’m a clean and non smoking personとか入れたほうがいいの?」って聞いたことがあったのですが、鼻で笑われました。
そんな情報知るかよ、とのことです(笑)

私はこのプロフィールを書くことで、
日本人でエディターやっているというメンションから、学生ではない(=アホなパーティーはしなさそう)、
探している地区を明示することで、職場か何か明確な意図があって引っ越すつもり(=浮浪者予備軍ではなさそう)
ということを暗に示しています。

普通の人なら、夜中に友達を連れてきてパーティーして、昼間はだらだらして金もないからごめん家賃滞納するわ、みたいな奴にお部屋貸したくないですもんね(笑)

Viewingの約束にたどり着くまでのやりとり

さて、無事にメッセージも送ると、だいたい次のような返信が来ます。
You can come anytime!(いつでもきていいよ)
Can you come at 6pm?(6時に来られる?)

大抵の場合、Viewingは突然です。普通に「今日の夜来れる?」とか言ってきます。
もちろん明日にしてもらうなど交渉はできますが、ここはロンドン、いい物件は本当にすぐ埋まります。
私は、翌日にViewingを引き延ばしたことで先に家を取られた経験があります。
内覧に行き、デポジットのお金を払った時点で、その部屋はデポジットを払った人の部屋になってしまう、というのがこの国ではルールのようです。ですので、部屋探しは運とタイミングがすべてとなることに注意しましょう。

メールの返信文で使えるのはこんな感じの英語。

Thank you for reply!
(返信ありがとう。)
Can I come at 7 pm today or 3 pm tomorrow?
(今日の夜7時か明日の午後3時に行っていいですか?)
Sure. Thanks. I’m going to come at 6 pm today.
(もちろん、ありがとう。今日の6時に行きます。)
※先方が既に具体的な日時を指定してきた際は、同意と共に確認の意味も込めて復唱メールを送りました。
See you later.
(ではまたあとで)

Viewingで使う英語

さて、指定された時間に訪問します。
たいていインターホンがあるので、それを使うか、直接家主に電話します。

Hi, I’m 名前. I come here to viewing a room.
(こんにちわ、名前です。内覧で来ました。)

部屋に入ったら軽くおしゃべりをしつつ、部屋に案内してくれます。
自分の部屋をみて、そのあと共有スペースのキッチンやバスルームやトイレを案内してくれます。

私が話していたのはこんな内容。

Lovely place.
(いいじゃん。この部屋。)※やばい部屋じゃないかぎり、とりあえず褒めとく笑
Can I open this closet?
(クローゼット開けてみていい?)
Can I turn on the shower?
(シャワーのお湯出してみていい?)※水圧チェック
Is there any sharing space?
(他に共有部分はありますか?)
Is there any house rule, like using wash machine is only once per a week?
(ハウスルールはありますか、例えば選択は週1回とか。)※やばいハウスルールがないかの確認です。大抵これ言うと笑われます、そんなのねーよwwwみたいな感じで。
Will the deposit all return?
(デポジットって全額返ってきますよね?)※これは絶対聞きましょう。
Are there other roommies in here?
(他にもルームメイトいますか?)
Can I stay my friend sometime?
(たまに友達泊めてもいい?)

あとは私の職場は●●駅なんだけど~、とかっていうと、それならこの経路だね、って教えてくれます。

全部見終わったあとは、ものすごく気に入れば速攻デポジット払いますが、私はきちんと家に帰って反芻してから決めたいので、こう言っていました。

Actually, I have another viewing after this. Can I tell you my decision tomorrow morning?
(実は、この後もう1件内覧があるんです。お返事を明日の朝まで待ってもらえませんか?)

大抵の人は、いいよと言ってくれます。
この「いつまで待ってもらうか」ですが、早いほうがいいです。
例えば「1週間待って」とか言うと「そんなに待てないのでさよなら」ということになります。

2日以内くらいであれば待ってもらえる可能性はぐっと高まります。

いざここに住むぞとなったら

いくつかの内覧を経て、住む場所を決めたら、内覧のときに連絡をとった人に連絡します。

Hi, thank you yesterday.(昨日はありがとう。)
I'd like to live in, if it's still available.(やっぱり住みたいです、もしまだ可能なら。)
Can I come at 7pm to pay deposit?(今日の7時にデポジット支払いに行ってもいい?)

こんな感じでテキストを送ると、
「いいよ~」とか「ごめんデポジット他の人から受けとった」とか言われます。

デポジットを支払うときに伝えるのは、まじでデポジット返せよ?ってことと、口約束ではなく契約書がほしい、ということと、いつ入居するか、です。

I’m sorry but this deposit is return, isn’t it?
(まじごめんだけど、デポジット返ってくるよな?)
Can I have contract?
(契約書もらえますか?)
I’d like to move in on January 1st.
(1月1日に引っ越してきたいんです)

こちらから伝えるのはこんなもんかな。
あとは、パスポートかBRPカードか何か身分証明書を見せて、怪しいものではないことの確認をとります。

そしてあとは引っ越すだけ!

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