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日常会話でそんなに不自由なし! 渡英前に使った英語の本3選!

London

YMSでは、日常会話レベルの英語を日本で身に着けてからイギリスに行くことができれば何事もスムーズです。私は3冊の参考書を(付け焼刃で)勉強してイギリスに渡り、現地の語学学校のクラス分けテストで1番上のクラス(CEFRのC1、Advancedってやつ)に認定されました。
今回は、ワーホリで渡航するまでの英語の勉強で、役に立った英語の参考書3冊をご紹介します!

ちなみにイギリス渡航1週間前の英語の勉強法についてはこちら

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私の英語履歴…

恥ずかしながら、私の英語スペックはこんな感じでした。

  • 日本生まれ日本育ち
  • 大学受験で一応英語は得意科目(数Ⅰや化学のボロボロの点数を英語と日本史でカバーする、典型的な文系)
  • 第二外国語はフランス語。(私はクロワッサンです、とかいう文書をこさえるダメっぷり)
  • ひとりで海外旅行に行っていた(これ、大して英語できなくても大丈夫です)
  • IELTSの勉強経験あり(リーディングの点数でスピーキングのボロボロの点数をカバーする、典型的な日本人)

要は、日本人文系にありがちな感じです。
なんとなーく英文は読めるけどスピーキングとかのアウトプットにめっぽう弱い(笑)

ですがイギリス実際に暮らすとなると、スピーキングは必須になります。
(筆談もできるけど、不便ですもんね。)

理想なのは、使える語彙力を増やしつつ、スピーキング等アウトプットに特化した勉強をすることです。
一番手っ取り早いのは英会話教室に通うことですが、イギリスに行ってからの費用を考えると、
ここで日本の英会話教室に通うのはあまり得策ではありませんよね。
そこで私は、イギリスに着いてすぐにアウトプットに切り替えられるよう、 渡航前の2か月で使える語彙力を増やしてそれがすぐに口から出てくる練習に特化すべき、と考えました。

ということで、ワーホリ前に勉強して私がとても役立ったと感じた英語の参考書3冊をご紹介します。

日常生活に困らないための英語学習おすすめ本3選!

「DUO 3.0」/「DUO 3.0 CD復習用」

私のボキャブラリーの8割はここから来ています(笑)
この単語帳、大学受験でお世話になった人も多いのではないでしょうか。
重複なしで560本の英文を覚えるだけで、確か2000語くらいの単語を学習できる、という優れもの。
しかも生きた英語(実際に使える英語)を厳選して掲載しているらしく、こっちにきてかなり役立っています。

この単語帳は、別売りでCDもあるのですが、このCDは絶対に必要です。
別売りの代金を払う価値があります。
なぜなら、本気のナチュラルスピードで読んでくれているからです。
単語帳に載っている英文をただ読んでいるだけのCDなのですが、このスピード感に慣れるだけで、ずいぶん渡英後の暮らしが楽になります。(早すぎて何言っているのか1ミリも分からない、ということがなくなります。)

もちろん、必ずしもすべての英単語を覚える必要ありません。
しかし、日常生活でふと口に出る英語の多くは(私の場合)大抵Duoのパクリです(笑)

「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」

数年前にベストセラーになっているのでご存知の方もいるかもしれません。
日本語の文章を読んで、それをすぐ英文に訳す、というトレーニングをひたすらするのがこの本です。

初めのうちは自分の英語の出来なさに愕然とするでしょう。
例えば「彼女は卓球をします」ってすぐ言えます?
「She is あー 動詞か、 play あー三単現? plays あー卓球、卓球、table tennis ?」
瞬間英作文を始めた当初はこんな感じでした、私。
でも5回くらい繰り返すだけで、すらすら口から英文が出てくるようになります。

この本はシリーズものなのでいくつか種類がありますが、まずはベーシックなレベル設定のこの本1冊を仕上げると良いと思います。

「瞬時に出てくる英会話フレーズ大特訓」

先にご紹介した「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」と本の作りは同じです。
が、より実践的で場面別に英作文を学べるのがこの本の特徴。
この本に載っている、Long time no see!!(ひっさしぶりじゃーん!!)とかは、道端を歩いていてナチュラルに使っているネイティブを見て感動を覚えました(笑)

ビジネス英語も載っているので、特に就労目的のYMSにピッタリです。
しかも英文の難易度自体は、「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」と大して差がないので、挫折することもないかと思います。

実際にこの3冊で、どのように学習したか?

仮に、毎日2時間英語の勉強を2か月続けるとします。

1-2週目

DUO 3.0
1セクションずつ勉強すると良いでしょう。
まず、英文をひたすら見て覚えます。
次にCDを聞いて、ナチュラルスピードに慣れます。
それから、CDの音声の後に続いて、実際に発音をしましょう。(シャドーイング)
以上をひたすら繰り返します。

どんどん話すための瞬間英作文トレーニング
はじめは本だけで学習します。
まず、日本語を見たらすぐに声に出して英作文しましょう。
自分の英作文が合っているか答え合わせをします。
合っていたら次に進む、間違っていたら正しい英文を覚える。
これをひたすら繰り返します。

瞬時に出てくる英会話フレーズ大特訓
この段階では、まだ使用しません。

3-4週目

DUO 3.0
1ー2周目と同様に学習します。

どんどん話すための瞬間英作文トレーニング
1週間ぶっ続けでこなすと、日本語訳を見てすぐ英作文できるようになると思います。
次は付属のCDの日本語を聞いて、声に出して英作文しましょう。
少し間が空いた後に答えの英文が読まれますので、その英文が自分のものと合っているか確認、その後シャドーイングしましょう。
これをひたすら繰り返します。

5-6週目

DUO 3.0
1ー2周目と同様に学習します。
1冊終わったらもう一度初めからやりましょう。
何周してもいいです。繰り返しが大切。

どんどん話すための瞬間英作文トレーニング
1か月もやれば十分でしょう。この本はこれで完璧。
時間もないのでこの本は一旦お休み。
もちろん、余力があれば3-4週目と同じ学習方法で続けても構いません。

瞬時に出てくる英会話フレーズ大特訓
日本語を見て、声に出して英作文しましょう。
やりかたは「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」の1-2週目と同じです。

7-8週目

DUO 3.0
1ー2周目と同様に学習します。

瞬時に出てくる英会話フレーズ大特訓
付属のCDの日本語を聞いて、声に出して英作文しましょう。
少し間が空いた後に答えの英文が読まれますので、その英文が自分のものと合っているか確認、その後シャドーイングしましょう。
これをひたすら繰り返します。(やりかたは「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」の3-4週目と同じです。)

瞬間英作文は、1冊が完了したら次に移る、というようにレベルアップしていく感じですが、
DUOは常に継続していくイメージです。

DUOは地味に苦戦しますが、CDを聞きまくってシャドーイングを続けてください。このDUOのスピードに慣れておくとイギリスにきてからだいぶ楽です。
DUOってアメリカ英語じゃないの?と心配する方もいると思います。
確かにイギリス英語とアメリカ英語は発音が違いますが、正直最初のレベルでそんなこと気にする必要はないと思います。
アメリカ英語が確実に聞き取れれば、イギリス英語も意味がとれます。
(私はこれまでアメリカ英語を学習してきたので、イギリスに来てからも聞きずらいなあと思うことはあれど、意味は分かります。)
また、聞き取れなかったら即座に聞き返せばいいだけです。(アメリカ英語だろうとイギリス英語だろうと、勉強をしなければ即座に聞き返すことも最初はできないはずです。)
まずはどんなアクセントの英語であっても、ひとつ確実に聞き取れるという感覚を身に着けることを優先すべきだと思います。

とにかく3冊を仕上げよう!!

とにもかくにも大事なのはこの3冊を仕上げること。
英語の学習で一番やってはいけないのは、(私もよくやりましたが)いろんな参考書に手を出すものの、1冊たりとも仕上げたことがない、ということです。
渡航前の2か月間だけでも構いません、3冊を仕上げられるよう英語を詰め込みましょう。あらかじめ日本でインプットを完了させておいて、ヒースローに着いた瞬間からアウトプットの練習に切りかえればいい、と考えるとなんだかワーホリの期間が延びてお得な気がしませんか。(しませんか、そうですか笑)

発音はどうするの?とかいろいろあると思います。
発音はイギリスに来てから現地の人に直してもらえばいいんです。
でも「私の発音をチェックしてよ」と英語でパッと言えますか?
イギリスにきて不自由なく自分のやりたいことができるように、まずはインプットをがんばりましょう!!

「私の発音をチェックしてよ」ですが、私は話の途中で、
By the way,let me know if my pronunciation is wrong, and of course my grammar as well.
(ところで、発音間違ってたら教えてね。あと文法も。)
って言ってます。

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