今回はロンドンで暮らして週末を有意義に過ごす方法をご紹介します。
といっても、いかに情報をキャッチするか、ってだけなのですが。
情報過多の現代、どんな情報のプラットホームを選択するか、が結構重要ですよね。
私は特にめんどくさがり屋なので、複数のプラットホームを使うのは億劫に感じる性格です。
そこで個人的に、「これだけ抑えときゃ、ロンドンの週末イベントはキャッチできる」と思っている、Time Outとその活用法をお伝えします。
Time Out(タイムアウト)ロンドンイベント情報が満載
Time Outってご存知ですか?
ロンドンのイベント情報がてんこ盛りの情報サイト&フリーペーパーです。
公式サイト Time Out London
フリーペーパーとWebサイトの2つがあり、いつ・どこで・どんなイベントをやるかをざっくり網羅した情報メディアです。
新しくできたレストランやバー、今週末開催されるフェスティバルやイベントの情報、今後2か月以内くらいで開催予定の催しもの、公開予定の映画や舞台(お芝居、ダンスなど)、ライブや演奏会情報、ロンドンからちょっと遠出したいときの行き先情報、とだいたいこれくらいの情報が詰まっています。
すごいですね、これで無料なのは。
ネット版では、チケットも購入可能です。(ものすごくお得かっていうとそうでもないです。時と場合によります。)
ちなみタイムアウトは世界主要都市で発行されていて、東京版もあるのでご存じの人もいるかもしれません。
Time Out Magazine(タイムアウトマガジン)入手方法
毎週火曜の朝に、A4くらいの大きさのフリーペーパー冊子が、主要駅前で配られます。

Time Outと書かれた赤いベストの人が複数立って配っています。
ゾーン1であればほとんどの駅で入手することができます。(私の生活圏内だとKing’s cross駅、Tottenham Court Road駅、Holborn駅で配っているのは確実に見ました。)
あとはゾーン2もぼちぼち、ゾーン3以降は大きい駅であれば配っている、という状況です。
朝に貰い忘れた!という方は、ここに置いてあるので、ピックアップすることが可能です。
Time Outが置いてある場所マップ(公式)
Time Out Magazineで必ずチェックするページ
私がおすすめしたい、冊子に載っているこの4つのコーナーです。
FREE LONDON
このブログご覧の方はご承知かと思いますが、節約大魔王の私がまっさきにチェックするのは、この「Free」と名のついたページです(笑)
今週「無料でできる&無料で手に入れられる物や事」が3~4個ピックアップされています。
たまに無料コーヒーとか、無料ドーナッツ配布とかいう情報がありますので、毎週欠かさずチェックしています(どケチ根性)
SOMETHING FOR THE WEEKEND (Things to Do内の1ページ)
金曜、土曜、日曜でやっているイベントがまとまっています。
週末どこかしらに私が出かけては遊んでいるのは、ここで情報をキャッチしているからです。
きちんと無料、有料の情報も書いてあるので安心です。
Film
私、年間で100本くらい映画見るんですけど、普通の人はそんなに見ないんですってね。自分が映画好きである自覚がありませんでした。
そんな私はTime Outで今週公開予定の映画を3~4個ピックアップして星付きで批評しているのを楽しみにしています。
ここで星5つ(満点)がついていた「Eighth grade」は2019年の個人的ナンバーワン映画でした。日本でも公開されるといいですね。
Food
ここでピックアップされているレストランは値段が高いところから、庶民的なカフェまで、紹介するレパートリーの幅が広いので、流し読みをしています。(昔の公衆トイレを改造してつくったバーとか紹介されてたりするんですよ。)
遠方から知り合いが訪ねてきて「ロンドンのおすすめスポット連れて行って!」と言われた際のストックとして貯めています。
Escape
ロンドンの外の観光地を毎週1つ取り上げて紹介しているコーナーです。
ロンドンの主要な駅から電車でどれくらいかかるかが必ず書いてあるので、距離感の目安にもなります。
ロンドンには観光地がありすぎて、それを追うのに必死ですが、いざイギリス国内で小旅行したいと思った時に自分の知識の無さに愕然とするんですよね。だから、このコーナーは地味に役立っています。
ケンブリッジとかロンドンから電車で50分で行けることを知ったのはTime Outのおかげでした。
また、最低限おさえたい、観光地、レストラン、ツアー的なもの、ローカルのバーやパブがコンパクトにまとまっているので、失敗なく遠出できます。
ということで、無料冊子を500%活用して週末のロンドンを有意義に過ごす、タイムアウト ロンドンについてでした~。


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