イギリスのスーパーマーケットには階級があります。
価格帯の設定が異なるため、ターゲットとしている客層が自然と社会的、経済的に似通ったグループになるらしいです。あー、なんかイギリスらしい。
もちろん、値段の高いものはおいしいですが、正直この値段で…?と思うものもあれば
安いスーパーでこんなにおいしいのにこの値段?!というものも。
ということで、今回はイギリスのスーパー事情をざっくりご紹介します。

主要スーパーの階級について
まずは、ターゲットとする客層がポッシュな順に並べてみましょう。(なおこんぶ調べ)(でも現地人ルームメイトに聞きました)
ブルジョア層 | Waitrose / Marks & Spencer |
一般階級 | Tesco / Sainsburry’s / Morrison’s / Iceland |
ド安い | Lidl / Aldi / Asda |
ド安い階級のスーパーは、ドイツ資本のスーパーだそうです。
また、一般階級のスーパーでも値引きをすることもあり、そうするとド安いスーパー群と似たような価格帯になることもあります。
階級別!スーパーの特徴
Waitrose / Marks & Spencer
比較的高級と言われているスーパーがこの2つ。日本で言う紀伊国屋や成城石井的な存在です。
すいません、私ほとんど行かないので情報ありません笑
WaitroseはWaitrose Cardというカードがあり、このカードをつくると店内のコーヒーが飲み放題というお得なサービスがあります。
でもスコーンとかおいしいらしいっす。
あと寿司とかもおいしいらしいっす。
Tesco
イギリス最大手のスーパー。家庭にやさしい価格帯なので、たとえばランチをここで買って安上がりにしたりとか、ちょっと小腹がすいたからクッキー買いに立ち寄ったりとか、日本でいうコンビニ的立ち位置だと思っています。
24時間あいているTesco Expressという店舗もあるので、日曜の夜にうっかり牛乳買い忘れた場合とかに便利です。
Sainsburry’s
Tescoと似たような価格帯ですが、ここのPrepared food(レンジでチンして食べるやつ)はどれも安くてすごくおいしいです。特にアジアンカレー(タイカレーとかインドカレー)のシリーズが本格的でおいしいのでおすすめ。
また、£0.8で買える5個入のクリームドーナツもお気に入りです。(そして太ったわ)
Sainsburry’s localという店もあるのですが、規模の小さい店をSainsburry’s local、規模の大きい店をSainsburry’sというみたいです。
同じ系列店なのに、店によって同じ商品で価格が違うものがあるので、一概にどちらが安いとはいえません。
Morrison’s
ここはまとめ買いすると安くなる、みたいなセールをよくやっている気がします。
TescoやSainsbury’sに比べると店舗数は少なめですが、ぽつぽつと大型店があるのでファミリー層をよく見かけます。
平日は23時までやっているのですが、17時前後を目安に行くと賞味期限切れ間近の商品が値引きされ始めます。(例えばフランスパンなんかは£0.05で買えることも!!)
また、日用品(トイレットぺ―パーなど)や電子レンジ(!)もかなり安いので、困ったときのモリソンズだと思っています。
Iceland
その名の通り、冷凍食品が豊富で安いのがIceland。
また、牛乳が他店よりも安くなるときがあるので、私はたまにチェックしに行きます。(通常、4パイントの牛乳は£1.3前後で買うことが多いのですが、ここは£1で買えるのです!)
Lidl / Aldi / ASDA
この階層は正直似たり寄ったりなので、明確な違いはないと私は思うのですが、しかし肉類を買うならここにします。なぜなら安いから笑
ミートボールなんかは、他のスーパーで買うと£2前後のものが、£1で買えるのです!
ただ、ロンドンの中心地というよりは郊外にあることのほうが多く、土日に遠出してまとめ買いするようなイメージです。
ということで、ものすごくざっくりとしたロンドンスーパーの階級情報でした。
ロンドンに観光で来る方は、バラマキ土産用にスーパーで安いお菓子を大量に仕入れておくと良いかもしれません。ロンドン中心地に多くあるのはTescoかSainsbury’sですので、その2店舗を狙っていくと良いと思います。

コメント