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実録!イギリスNINo(ナショナルインシュランスナンバー)申請方法 その1 電話編

London

イギリスで働く際には、NINo(National Insurance Number)=国民保険番号が必要になります。
一人ひとりに紐づけられた番号で、国が税金の管理をするために使われます。

YMSで来る人はほぼ必ずこのナンバーを取得しなければいけません。
これがまたやっかいで、なぜか2020年にも突入しようかというこのご時世においてネットで申込することができません。
電話と面接を経ないといけないのです。
しかも物凄い時間がかかる。

今回はNINo取得までを全4回にわたってシリーズものでお届けします。
(それだけ色々大変ってことです…)

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NINoナショナルインシュランスナンバー取得の手順

おおまかには次のような手順を踏むことになります。

  1. NINを管轄するNIN Application Lineに電話をかける。 0800-141-2075(月曜から金曜 午前8時~午後6時まで)
  2. 電話時に予約した日時に指定されたセンターに行って面接する。
  3. 面談後2~3週間をめどにナショナルインシュランスナンバーが書かれた手紙が郵送されてくる。

※最新の情報はイギリス政府公式のページで確認してください。

電話の前に準備すること

電話をするにあたってまず用意するのはこちらの3つ。

  • 今住んでいるところの住所
  • BRPカード
  • パスポート

ナショナルインシュランスナンバー 電話 一部始終!自動音声編

まず電話をかけると自動、音声が始まります。

ここは聞き流せばいいのですが、一応何を言われているかというと、次のような感じのことを言っています。

Welcome to the Department for Work and Pensions.
This call is for free.
This is the National Insurance Number allocations service.
Your call may be monitored or recorded for legal or training purposes and to help us improve our services.
Please be aware that behalf of people who apply the national insurance number are currently not living in the UK. Please contact us again when you are in the UK.
(こちらは就労と年金の機関です。こちらはナショナルインシュランスナンバー申請の窓口です。 この電話は無料です。ただしサービス向上のためこの電話は録音されます。ナショナルインシュランスナンバーに応募する半分以上の人がイギリスに住んでいないことが確認されています、もしあなたがUKに住んでいない場合は再度おかけ直しください。)

その話が終わると男性の声で、

If you are require(忘れた) national insurance number, please press 1, any other person(←ほんとはこんなぶっきらぼうな英語ではないです), please press 2.
(ナショナルインシュランスナンバー申請に関するお問い合わせは1を、それ以外の人は2を押してください。)

と言われますので1を押します

次に、

If you have already applied national insurance number, please press 1, any other all inquiry(忘れた), please press 2.
(既にナショナルインシュランスナンバーを申請済の人は1を、それ以外の人は2を押してください。)

と言われますので、2を押します

ここまでが自動音声での対応で、この後は係の人に繋がります。

が、ここで死ぬほど待たされます。
私は15分程度で繋がりましたが、時間帯によっては30分以上待つ場合もあるらしいです。
自動音声で、

We are sorry but all of our agents are busy at the moment.
Please hold on and we will answer your call as soon as possible.
(みんな手いっぱいだからごめんだけどもうちょっと待っててな。)

みたいなことを言われますが、ここは根気よく待ち続けましょう。

※すいません、私の記憶力で覚えられる英語はここまでです。もしかしたら多少言い回し違うかもだけど大意はとれてるはずです。

ナショナルインシュランスナンバー 電話 一部始終! 通話編

電話での質疑応答では、次のようなことを聞かれました。

Hello, thank you for calling なんか機関の名前. How can I help you?
(こちらはなんか機関の名前です。ご用件は何でしょう。)

Hello. I’d like to apply my national insurance number.
(すいません、ナショナルインシュランスナンバーの申し込みがしたくって。)

OK, First of all, are you living in UK now?
(わかりました、それでははじめに、あなたは今イギリスにお住まいですか?)

Yes.(はい)

When did you arrive at?
(いつイギリスに来られましたか?)

On 23rd January.(1月23日です)

Why do you want National insurance number?
(なぜナショナルインシュランスナンバーをとりたいのですか?)

Because in the future, I want to work here. Currently, I am a student as looking for job.
(将来ここで働きたいからです。今は学生ですが同時に就活してます。)

So you are working now?
(ん?つまりいま働いている?)

Technically no, but in the future yes.
(実質まだですけど、でもまあ将来的にはそうです。)

※注 ここで私はバカ正直に答えて先方に混乱を与えてしまいましたが、ここは単純に働くからナショナルインシュランスナンバーが必要、と答えればいいです。
I started to work recently so I need national insurance number.
(最近働きはじめたのでナショナルインシュランスナンバーが必要です。)で十分です。

What is your date of birth?
(生年月日は?)

24th 月年.(生年月日を答える)

What is your telephone number?
(あなたの電話番号を教えて)

(電話番号を答える)

What is your address?
(住所は?)

My post cord is…(郵便番号は。)
And the address is… (で住所は。)

What is flat number?
(部屋番号は?)

Flat number is…(部屋番号は。)

What is your nationality?
(国籍は?)

Japan(日本)

Where were you born?
(出生地は?)

Tokyo, Japan(東京、日本です。)

面接の予約も電話で済ませる

で、今ここで面接の予約をとりましょうね、と言われますので、イエスプリーズと言います。
直近だと開いているのは、〇月〇日何時です。と言われますのでOKであればその場で予約しましょう。 他の日がよければ他に候補ないかを尋ねましょう。
私は午前中を指定されましたが、朝早く起きるのがいやで午後にしました(最低)

Is it available in the same day’s afternoon?
(同じ日の午後って可能ですかね?)

リファレンスナンバーと面接の場所を絶対に聞き逃さないで!

さて、このあとが重要です。

リファレンスナンバーとどこの場所で面接を受けるかを言われるので控えなければいけません。

この時に役立つのはこんな感じのことかな。

Can you tell the reference number again?
(もう一度リファレンスナンバー言っていただけますか?)

Can I check the number just in case? My number is….
(念のためリファレンス番号確認していいですか?私の番号は、と言って復唱する)

How is the spelling of that place?
(その場所のつづりを教えてください。)

特に面接の場所は重要です。
基本的には面接の場所が書かれた手紙が送られてくるのですが、たまに来ないことがあるらしいのです。なので場所の名前さえわかればいくらでもグーグルで検索できるので、絶対に場所のスペルの確認をお勧めします。基本的にこちらは土地勘がありませんし、地名を急にいわれてすぐわかる確率はゼロに等しいです。
私は電話口で「場所はダルストンです」とかって言われて、「Dul…(WHAT?)… sorry, where is that? How’s the spelling?」って聞き返しましたので。

その後、面接に場所と日時が書かれた手紙が送られてきます。

2週間程度で送られてくるので、もし来なかったら電話してね、と言われます。
で、私は2週間以上たって送られてこなかったので電話しました。
そのときに、リファレンスナンバーが必要になります。

My reference number is…. I called to apply National Insurance Number in 2nd February, but I have not received a letter yet.
(私のリファレンスナンバーは,…です。2月2日に電話で申請したんですけど、まだ手紙こないいんですけど~。)

って言いましょう。

私の場合は、電話口のお姉さんに「まじか、じゃあもう一度送るわ。でもまあ手紙こなくてもダルストン(私の面接会場)行ってね、じゃ。」 って言われて切られました。まじか。

そしてなんとその翌日に手紙が届きました。遅いよ!!しかもその数日後、再度同じ手紙が来ました。律儀に再送してくれてありがとよ!!

というわけでナショナルインシュランスナンバーの手続き 電話編でした!
次回は面接編です。(正直、面接のほうが気が楽です、面と向かって話せるのでね)

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