こんにちはなおこんぶです。
今回は、渡航の1週間前にやった英語の勉強法をご紹介です。
ちなみに渡航の2か月前からコツコツやる勉強法についてはこちらをどうぞ。

渡航1週間前にやる「意味のある」英語の勉強
渡航まで1か月や2か月と猶予があるならばいくらでも対策のやりようがあります。
ですが1週間前に意味のある勉強は?単語を覚える?いやいや、それこそ付け焼刃すぎます。
1週間前という限られた時間であれば、今後使うかどうか分からない単語を覚えるよりも、「確実に使う」言い回しを「実際に」使って練習して、渡航をスムーズにすることが一番効率的ではないでしょうか。
つまり、実際に英会話しましょう、ということです。
しかし、もちろん今さら英会話教室に通うのは経済的によくはありません。
そこで、渡航1週間前に私は(これは英会話業界に本当に申し訳ないのですが)オンライン英会話の「最初だけ無料」みたいなキャンペーンを使って英会話の練習をしていました。
(渡航前1週間だけだからね、期間もボリュームも丁度良かったのです、ほんとお金払わなくてすいません)
私が無料で勝手にお世話になったのは、ネイティブキャンプとレアジョブ英会話
です。
ネイティブキャンプ
1週間無料キャンペーンをやっていたので1週間(実質6日だったかな)だけやっていました。
ここの凄いところは、定額レッスンで1日何度でもレッスンが受けられること。
スピーキングは数をこなしてなんぼなので、特にワーホリ1週間前の追い込みに最適だと思います。
1回25分間のレッスンで、最初の5分くらいで自己紹介、15分喋って、最後の5分でフィードバック、レッスン後には個別に先生からテキストメッセージでもフィードバック、というような内容した。
確かネイティブキャンプが作っている教材もあったのですが、私は「フリートーク」というのを選択して、自由におしゃべりをしました。
なんと24時間いつでもレッスンができるという意味不明な事業展開をされているので、自分の気分に合わせてしゃべりたい時にレッスンができるわけです。(ただし、お気に入りの先生がいて予約をしたい場合にはお金がかかります。200円くらいだったかな?でも特に私の場合、先生はどうでもよくて、とにかく英語がしゃべりたいというだけだったのでネイティブキャンプがちょうどよかったです。)
レアジョブ
当時、最初の2回だけ無料というキャンペーンをやっていたので、2回だけレッスンを受けました。(なんか今確認したら最初無料体験が3回に増えてるっぽいっすね。羨ましい。)
こちらも1回25分間のレッスンですが、無料体験用の教材が用意されていました。最初にレベルテストを受けるので、それに見合った教材(初級、とか上級みたいなやつ)をあてがわれる感じです。
ここでも最初の5分は自己紹介があります。
深夜1時までレッスンができるので、自分のタイミングでレッスンが受けられました。
英語の先生もものすごく優しいです。めっちゃ褒めてくれます(笑)
ただ、どっちかというと初心者向け感が強いのがレアジョブのほうなので、英語が苦手という人にはよりレアジョブをお勧めしたいです。
駆け込み!無料のスピーキング練習 具体的には…
自己紹介は渡英後必須!パターン化して覚えると楽
ネイティブキャンプでは「フリートーク」というものが選べます。
その名の通り、自由に喋れるということです。
私は毎回スケジュールの空いている先生を適当に探してレッスンをしていました。
そうすると、お互い初対面なのでレッスン冒頭の5~10分は毎回必ず自己紹介をするんですね。
Hi, I’m Naokonbu. Nice to meet you. I worked as an editor in Tokyo.
I used past tense “workED” because I quit my job last week.
And the reason why I quit the job is because… I’m going to London!!!!
I have a working visa for 2 years in UK. So I wanna try something new.
(はじめまして、なおこんぶです。東京で編集者として働いていました。私が「働いてた」って過去形を使ったのは、先週その仕事を辞めたからです。 なんで辞めたかってその理由は…私ロンドンに行くんです!!イギリスで2年働けるビザだから、何か新しいことに挑戦したくって。)
ここで超盛り上げてくれるやさしい先生たち(泣)
これ3日くらいやっていると自己紹介が染みついてきて、渡英後なにかと初対面での挨拶の機会が増える中ですごく役立ちました。
だいたい聞かれることは同じ。答えるべき内容が自然と決まってくる
フリートークの場合、会話のキャッチボールを続けるため、先生はたくさん質問してくれます。
What do you want to do in London?(ロンドンで何したい?)
とか
Why do you choose UK?(何でイギリスにしたの?)
とか
Have you ever been to UK?(今までイギリス行ったことある?)
とかです。
こういうことってだいたい答えるの決まってますよね。
ロンドンで何したいかに対しては、
Well, I want to do some typical traveller things, like going to Big Ben, Westminster and so on.
(うーん、いわゆる超観光客!みたいなことしたいかな、ビッグベンとかウェストミンスターいくみたいな。)
何でイギリスにしたの?に対しては、
Because I like UK culture, punk, rock punk, and punk…. you knowって言っていろいろ話す。
(だって文化が好きなんです、パンクとかロックとか、あとパンクとか、なんつーか、って言って色々話す)
今までイギリス行ったことある?に対しては、
I have been there twice, actually I like travelling, so I usually go abroad by myself when I can get holiday.
(2回かな。実は私旅行が好きでして、休みが取れれば海外旅行行ってるんですよ。)
とかって答えるんですね。
1週間やるとどんどんバリエーションも増えるのですが、これが渡英後のちょっとした会話で役立ちました。例えば、最初の1週間泊まったドミトリーでの会話や、語学学校で初対面の友達と話すとき、引っ越し先のルームメイトと話すとき、などなど。
会話で必要な瞬発力を鍛える
質問を聞いてすぐ答えるのはもう訓練するしかありません。
こういった会話の瞬発力みたいな感覚的な部分は、1週間でもいいからやんわりと肩慣らししておくと、ヒースロー空港の入国審査等で楽です。
結論!渡英1週間前はスピーキングで自己紹介の練習するのが吉!
正直なところ オンライン英会話は大丈夫かどうか問題
気になるのは2点だと思います。
「無料体験だけやってサクっとやめられるんか?」
「オンライン英会話の先生って、東南アジアの英語が第二公用語の人たちではないのか?」
結論からいってどちらも大丈夫です。
無料体験については、無料期間が終了したあとサクっとやめられました。
その後変な勧誘もありません。メールマガジンの登録をしていたのでその後メルマガは来ましたが、メルマガは放っておけばいいだけですし、うっとうしければそれも解約できます。
また、英語の先生問題についてですが、オンライン英会話が安く運営できる理由にフィリピンなど東南アジア系の先生を起用している、というものがあります。それもあって、非英語ネイティブの人から英語を習うとなると訛りは大丈夫かという心配の声がちらほら聞こえてくるわけですが、私個人の意見ですが、そんなことを思っている時点でちょっとレイシズム的でどうかしていると思います。
そもそも彼らはナチュラルに映画を字幕なしで見て笑って泣いているんです。
自分より英語ができる人から英語を習う、とシンプルに考えればいいのにと思います。
そうすれば、日本人より英語ができる国の人はたっくさんいますから、私たちは他の国の人より英語を学べる機会が多い、とポジティブに捉えることもできるでしょう。
また、海外に行って英語を話すようになって特に感じているのは、非英語ネイティブ話者と会話をする機会が圧倒的に多いということ。ネイティブかどうかを考えることのほうがナンセンスです。
それぞれみんな特有の訛りを持っています。(もちろんネイティブも。)
非ネイティブの英語は聞き取りずらいこともあるかもしれませんが、むしろ言葉のチョイスはネイティブよりよっぽど分かりやすいですよ。
それは母語ではない言語を勉強してきた人にしか経験できない苦労の蓄積から来るやさしさなのかな、と私は思っています。


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