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実録!イギリスで銀行口座を開設するまでの苦難の道のり

London

免許証を使った銀行開設方法は、こちら。

今回は、免許証を使って銀行口座開設に成功するまでの苦難の道のりの実録です。

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Barclaysに行ってみる

当時通っていた語学学校の近所の銀行がBarclaysだったため、手始めに行ってみることにしました。
この時に持って行ったのは正攻法(?)で使う書類、

  • パスポート
  • BRPカード
  • 学校が発行してくれた住所証明書

の3点。

銀行に入ると、インド系の優しそうなおじさんがいました。

I’d like to open a current account.
(普通預金口座を作りたいです。)

と言って書類一式を見せると、「多分これで大丈夫だから予約してもう1回来て」とその場で再訪問日を予約してくれました。
「今の君のパスポートだと数週間で期限が切れることになっているから絶対にBRPカードを持ってくるのを忘れないように」と親切にアドバイスもくれました。
これはすんなり作れる予感!!!

が、しかし。
後日、予約日に訪問した際に対応してくれたのは先述の優しいおじさんではなく、きれいな女の人。
色々と調べてはくれたものの、

  • 私の通っている学校がBarclaysのリストにない
  • 私が勤める先の会社もBarclaysのリストにない

という理由から断れました。
あまりにも私がしょぼくれていたので、その人は「Metro銀行なら多分開ける」と慰めてくれました。でも、Metro銀行って口座維持費がかかりますやん?(※あとで調べたら維持費かからなかったです。トライしてみればよかった…)

※Metro銀行は比較的最近できた銀行だそうで、これまでのイギリスの銀行の常識を覆すサービスで一躍話題になった銀行。イギリスの銀行の「対応が不親切」「平日のど昼間しか空いていない」「常に大行列」という三大悪(?)を解消すべく、土日も含めて夜遅くまで開けてカスタマーサービスに力を入れているそうです。

Lloyds(ピカデリー支店)に行ってみる

次に突撃したのは、ゆるいと噂されるピカデリーサーカスにあるLloyds銀行。
Lloydsは初めにネットで申し込みをしてから、後で住所証明を持参する手筈になっているので、まずはオンライン申請を済ませました。
そして銀行に突撃。
この時もBarclaysと同様に、

  • パスポート
  • BRPカード
  • 学校が発行してくれた住所証明書

の3点を持参。

入口のお兄さんに口座開きたいというと中に案内されました。
が、今の私の状態では次の理由から口座は開けないとのこと。

  • 学校からの住所証明の場合、ビザの種類はTier4でならければいけない。
  • Tier5の場合は、会社からの住所証明書が必要。ただしその場合、NINo(ナショナルインシュアランスナンバー)が書かれた手紙も一緒に提出しなければならない。(どちらか片方ではダメ)

会社からの住所証明書は、Lloydsが定めた書式の通りでなければいけないため、お兄さんは親切にも「この通り作れメモ」まで渡してくれました。

お兄さんがくれた紙。

上記の「この通り作れメモ」によると、


雇用主の承認レター 銀行口座開設のお客様用ガイダンス

レターは以下のことを必ず守ること

  • 雇用を始めた日付の記載があること
  • お客様が勤務する会社が発行すること
  • お客様のフルネームと住所を含めること
  • 発行から1か月以内であること
  • 会社の代表者のサインがあること
  • 会社のマークが印刷された用紙であること

このレターは、6か月以内に発行されたナショナルインシュアランスナンバー確定の手紙を添付することでのみ、有効となります。


Lloydsのオンライン登録は14日しか有効期限がないため、NINo(ナショナルインシュアランスナンバー)の返事待ちだった私の場合、オンライン登録の有効期限が先に切れてしまうのですが、「すべての書類がそろったらもう一度僕に連絡してくれればどうにかする」とのこと、連絡先をいただきました。

神か。

で最終的には

NINo(ナショナルインシュアランスナンバー)よりも先にイギリスの免許証が届いたため、職場近くのLloydsで免許証を住所証明として提出したら一発で口座開設できました!!

しかも、最初に対応してくれたお兄さんのいるピカデリーではない支店に予約なしで突撃したのにその場で手続きしてくれました。オンライン登録から1か月近く経っており、有効期限はとっくに切れているはずなのに、そのことは突っ込まれませんでした(笑)

というわけで私が銀行口座を開設するために仕入れた情報すべてを出し切りました。銀行口座に関しては本当に皆さん苦労されているようですので、少しでもこの一連の奮闘記の情報がお役にたてば幸いです。

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